主催:フランス演劇クレアシオン 協力:シアターカイ
ベラはよくこう言った
「セリフがなくても充分その場の状況が演じられるようになった時、
はじめてチェーホフの宝石のようなセリフが全部生きてくる。」
と
※記録用に撮影する場合があります。 予め、ご了承ください。
日 時 | 2016年7月16日(土)、17日(日) 13時から17時
※終了しました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。 |
会 場 | ギャラリーX (墨田区両国2-10-14両国シティコア内 両国シアターX隣り 2階) |
レッスン料 (1日につき) | 2,000円(1日につき) + 資料代 200円 ※1日単位で受講できます。 (1日間合計2,200円/2日間合計4,200円) |
募集人数 | 各12名 ★
定員に達したため締め切りました。(2016.6.8) ※希望者多数の場合はご調整をお願いする場合があります。 |
応募締切 | 7月12日(火) |
対 象 | ★岡田正子による
ベラ・システム初級ワークショップ受講経験が2回以上ある方 または ★岡田正子からベラ・システムの指導を受け、実践にいかしている方 ※初めて習われる方は初級に ご参加ください。 |
内 容 | ベラ・レーヌ・システムとオータン・ララ夫妻によるメソード 活字になっている部分だけでなく、白紙の部分を大事にすることで、作品全体が何倍もよくなってくる。 ベラの同級で、一番弟子だったニコラ・バタイユの日本での演出活動を14年間、訳・演出助手として助け、演出というものが、しっかりした基礎の骨組みで出 来る建造物のようだと思った。と思う。 二コラとは演出家セミナーを二度も開いたが、40年を経た今、ベラの大切な部分とオータン・ララ夫妻のメソードをぜ ひ伝えておきたいと思う。 |
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教えた学校・組織: | 貝谷芸術学院、宝塚歌劇
団、テアトル・エコー 養成所、NLT養成所、 坂東玉三郎東京コンセルバトリー、ジャニーズ事務所、 渡辺正行(七曜日)、昴演劇学校、フロントホック、怪人社、 横浜相鉄本多劇場、名古屋演劇教室、名古屋うりんこ劇団 ほか、個人レッスン多数。 |
1983年以後、商業演劇の網目に入りにくい、きめの細かい、優れたフランスの現代作家の作品を数多く発掘。
自ら訳し、演出する。
1996年、フランス政府より芸術文化勲章(シュバリエ)を授与される。
2011年4月、ジャン・ポール・アレーグル作「天国への二枚の切符」を翻訳・演出し世界 初演、好評を博す。また、長年にわたるフランスの作家紹介・擁護に対して、フランスの SACD(劇作家並びに劇作曲家協会)から最高の栄誉である「ボーマルシェ賞(メダ ル)」、日本人として初めて贈られる。 |
そう!役者が想像力を凝縮させることが出来たら・・・
例えば、寒さでも焼けるような暑さにしても、必ず客席に伝わり、白紙の部分を大事にすることによって、作品全体が何倍もよくなってくる。
ベラの一番弟子だったニコラ・バタイユの日本での演劇活動を訳・演出助手として14年間助けたが、
演出という仕事は如何に基礎工事が大事で、建造物のような作業なのかと言うことだった。
彼は普段から決して理屈っぽい人ではなかったが、作品に対しての演出家の理念については、
オペレッタであろうと、ショーであろうと(宝石ショー,香りのショー)、むろん戯曲でも、非常にシビアだった。
自分自身も本の中でも言っているように、大事な柱が二つあると。ベラ・レーヌ、そしてオータン・ララだと。
ベラ・レーヌ・システムは、五感をフル回転し、想像力を豊かにする演技実践体系です。
ニコラ・バタイユ、ロジェ・デフォッセ、J.ロバンソンほかヨーロッパの一流舞台人が指導を受けました。
日本人として最初に入門した岡田正子をはじめ、高英男、伏屋順二などもパリで直接指導を受けました。
なかでも岡田正子は、1964年以来40年に渡り日本の数多くの演劇人にこ
のシステムを教えてきました。
また、1970年には、ベラ・レーヌの来日を実現し、講習会・公演を通じて、日本の演劇人とも直接触れ合う機会を作りました。